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Sierから地方公務員へ転じた20代男の戯言

Sier勤務から地方公務員へのジョブチェンジを経て今に至る20代男が、普段考えていること・読んだ本のレビュー等を書き連ねていくブログです。

【読後レビュー36冊目】言える、伝わる、仕事が進む! アサーティブ_「自己主張」の技術  大串亜由美

 

アサーティブ―「自己主張」の技術 (PHPビジネス新書)

アサーティブ―「自己主張」の技術 (PHPビジネス新書)

 

 

 
本文より。
 

どちらにもメリットがあり、どちらにも不満・不服・モヤモヤが残らない。だから明日も笑顔で握手ができる。協調的で発展的な関係を築き、相手から気持ちよく『YES』をもらう――これが、アサーティブ・コミュニケーションのゴールです

 

 

 

本の要約:

どんなもの?

 仕事術としてのアサーティブ・コミュニケーションの方法が記載されている。アサーティブ・コミュニケーションが目指すところは上記の本文からの言葉に集約される。その為に、「メリットもデメリットも包み隠さず伝える」、「ちゃんと相手の話を聞く」「断ることの勇気」、「長期的なメリットを見据える」といった項目が紹介されている。

 

今まで読んだ本と比べてどこがすごい?

 例えば、営業職の人で現代でもゴリ押しの営業をする人は少ないのではないか。長期的な関係を想定すれば、相手の信頼を勝ち取ることは継続的な営業成績につながる。

 その背景には、もう突出的な製品は排出しにくくなっている現状があるのではないだろうか。製品としての差別化が測れないのであれば、他の部分で評価をするしか無い。営業担当の人の良さや気に入ってもらえるというのは、製品が売れるための重要なファクターになっている。

 そのような現状に照らすと、この本の有用性が理解できるのではないかと思う。

 

議論はある?(自分の中で浮かんだ疑問や反証)

 一方で、本書で提唱されるのはテクニックであり、外部との競争にさらされるような営業職においては、コモディティ化する危険性が非常に高い。コモディティ化するということは、製品の差別化がなくなり、営業マンの間でも差がなくなってしまうということだ。

 外部とのコミュニケーションにおいては上記のように意味がなくなってしまう可能性があるが、内部的なコミュニケーション、つまり社内営業としてのコミュニケーションでは大きく意味があるのではないだろうか。基本的には社内の社員同士は共通の目標を持つ仲間である(出世競争となると話は別だが)。共通の目標を持つ仲間同士の円滑なコミュニケーションを持つことは、企業の成長につながり、個々の仕事上の満足度向上にもつながる。

 
 

新しいと思った3点

「どうしたら、こういうミスをなくせると思う?」  こう聞かれたら、ミスの原因をアレコレ並べるだけでなく、「だから、こうすればミスをなくせると思う」という前向きな話ができます。部下にとっても、ミスが減れば仕事をスムーズに進められるし、上司や周囲からの評価も上がる。自分にメリットのある話だから〝聞ける〟し、それを仕事に活かそうという気にもなれる

そもそもコミュニケーションの狙いは、自分が相手にとってもらいたい行動を、とってくれるように相手を動かすこと。特にビジネスの場合は「自分は、この人に何をしてもらいたいのか」をはっきりさせて会話に臨むことが大切です

状況が読めないなら、声に出して確認しましょう。 「別の目線での意見があるんですけど、今、話したほうがいいですか? それとも、あとのほうがいいですか?」 「あとにして」と言われたら「わかりました」と言って、あとにします。「せっかくだから聞かせて」と言われたら、簡潔に伝えましょう。「迷惑かなぁ……どうかなぁ」なんて、いくら考えてもわかりません