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Sierから地方公務員へ転じた20代男の戯言

Sier勤務から地方公務員へのジョブチェンジを経て今に至る20代男が、普段考えていること・読んだ本のレビュー等を書き連ねていくブログです。

【読後レビュー26冊目】オリンピック・レガシー 2020年東京をこう変える!間野義之, 三菱総合研究所"ビジョン2020"推進センタ

 

オリンピック・レガシー: 2020年東京をこう変える!

オリンピック・レガシー: 2020年東京をこう変える!

 

 

 
本文より。

スポーツはよく〝世界共通の言語〟といわれるが、民族、宗教、国境を越えて人々を一つに結びつける力がある。その象徴的存在となっているのがオリンピック競技会だ。健全な肉体と健全な精神を持った人たちを多く輩出し、世界を平和に導こうというオリンピズムの哲学を広める活動がオリンピック・ムーブメントであり、そのための祭典としてオリンピック競技会が四年に一度開催されてきた

 

 

 

本の要約

どんなもの?

オリンピックの意義、効果について述べ、オリンピックによって有形無形の「レガシー」が残ることを指摘している。ただし、過去の大会を振り返ると、そのレガシーは正のレガシー・負のレガシーの両方共がある。その上で、2020年に開催される東京オリンピックでは正のレガシーを最大化し、負のレガシーを最小化するためにどうすればいいかということが述べられている。補足として前回の東京オリンピック、冬季札幌オリンピック、冬季長野オリンピックのレガシーについて整理がされている。

 

今まで読んだ本と比べてどこがすごい?

 レガシーへの整理が精緻。オリンピック委員会から求められるレガシーに対して、東京オリンピックではどのような取り組みが求められているか、また現在の取組の状況はどうなっているか、ということが項目ごとに挙げられていた。

 

議論はある?(自分の中で浮かんだ疑問や反証)

 疑問として、これまでのオリンピック開催の反省点はどこに蓄積され、どのように東京オリンピックに反映されるのだろうか。例えば2016年のリオオリンピックの反省は誰が行っているのだろうか。ブラジル政府?リオ市?それともIOC?2016年11月に東京都にてリオオリンピック関係者から東京都へのノウハウを伝えるための会議があったようだが、どのような内容だったのだろうか。

www.news24.jp

 
 

新しいと思った3点

・開催地招致の段階から、各種レガシーの観点からどのようなレガシーを残していくかという戦略を構想することを求められること。これらは過去の負のレガシーを垂れ流したオリンピックの反省に基づいている。

・過去のオリンピックを分析すると、正のレガシーとして多く挙げられていたのがインフラ面である。オリンピック開催により観光客増加、経済効果を望み、鉄道や高速道路などのインフラ整備が行われたことが、後々住民にとって正のレガシーとして残った例が多い。一方で、環境面の配慮が行き届かなかったりスタジアムの作りすぎなどで不要な箱物が残る、という負のレガシーが残った例が多い。

東京オリンピックでは成熟した都市としてのオリンピックが求められる。環境への配慮、テクノロジーの進歩の発信など、東京オリンピックが巨大な見本市になることは容易に想像できる。

 
 

自分の中での気付き:

この本を通して自分の生活を振り返ると?

ハード面の整備はオリンピックなど分かりやすいイベントがあると進むのだろうと感じた。一方でソフト面としてこのようなイベントが有ることで、コミュニケーションの手段になりうる。WBCしかり、ワールドカップしかり。

 

気づいた結果として起こそうと思う行動:

この内容を使える場面は?

オリンピックに向けて、各業界が何をしようとしているのかを知りたいと思った。観光産業・環境・不動産・ITインフラ・医療。2020年までに何を目指すのか。またそれらは2020年が終わった後を見据えているのかを考えたいと思った。

 
 

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