【読後レビュー34冊目】TIME HACKS! 小山 龍介
TIME HACKS! 劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣 (講談社+α文庫)
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 文庫
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どんなもの?
ライフハック本の先駆け的な1冊。時間管理の方法を述べているのだが、基本的には「時間短縮=やる気の向上、維持」であるということを述べている。自分のやる気を向上・維持するために環境をコントロールすること、自分の気持ちを高める方法について述べられている。
今まで読んだ本と比べてどこがすごい?
筆者の経験から本書を記述していると思われるのだが、だからこそかなり細かく実体験に基づいているであろうレベルまで具体的に記述がある。どうすれば時間短縮が出来るか、自分のやる気を出せるか、ということに踏み込んでいる。
議論はある?(自分の中で浮かんだ疑問や反証)
筆者の経験から書いているということは一般性があるかと言う点では疑問が残るということだ。だた、筆者は文中でこのようにも書いている。
ここでご紹介したのはあくまで、私自身のパターン。みなさん個人個人で、さまざまなパターンがあると思います。それをぜひ、パターン表にして机の目に見えるところに貼ってみてください。 パターンを作るときのポイントは、パターン化する部分としない部分を分けておくことです。あまりにパターン化しすぎると、融通がきかなくなりますし、パターンから外れることが常態化してしまうことにもつながります。多少「いい加減」にやっていくのが長続きのコツ
結局は筆者のやり方を参考にしながら、自分にあった方法を取り入れていくしかないということだ。
新しいと思った3点
・毎週月曜日の午前中は1週間のスケジューリングをする。この時間の取り組み方で1週間の忙しさ・慌ただしさが変わる。
・人が一日の中で本当に集中できるのは2時間程度。その時間を一日の中のどこに持っていくか。その時間にやってはいけないのは事務的な経費計算・形式的な打ち合わせ・ネットサーフィンの3つ。
・集中力を爆発的に発揮する、クリエイティブな作業をするためには何もやらない時間を敢えてもうけることが大切。
気づいた結果として起こそうと思う行動:
この内容を使える場面は?
月曜日の午前中は1週間のスケジューリングの時間というのは取り入れていこうと思う。細かな時間単位・タスク単位のスケジューリングが出来るわけではないだろうから、「電算を取り組む」「訪問・記録を頑張る」「書類作成をする」などの単位で午前・午後くらいでざっくりのスケジュールを立てればいいと感じた。