Sierから地方公務員へ転じた20代男の戯言

Sier勤務から地方公務員へのジョブチェンジを経て今に至る20代男が、普段考えていること・読んだ本のレビュー等を書き連ねていくブログです。

【読後レビュー23冊目】毎日、こまめに、少しずつ。 ためないキッチンと暮らし ワタナベ マキ

 

毎日、こまめに、少しずつ。 ためないキッチンと暮らし

毎日、こまめに、少しずつ。 ためないキッチンと暮らし

 

 

A 本の要約:
  1. どんなもの?
    家事全般について、毎日少しづつ手をつける、やること・定位置を決めておくという方法で、なるべく心理的負担が少なく毎日を過ごす方法を提案している。

  2. 今まで読んだ本と比べてどこがすごい?
     食事・掃除・道具選びについて特定の信念に基づいて、定量的に決めている。そしてその決めたものが非常に適切であると感じる。とても出来ないことをやっているわけではないし、かといって何かが破綻しているわけでもない。


  3. 議論はある?(自分の中で浮かんだ疑問や反証)
     完全に真似することはできないので、自分のかけられる時間の範囲で真似しようとすればいいと思う。


  4. 新しいと思った3点

    献立の考え方のコツを続けますが、その日1日だけでなく、3日分くらいをまとめて考えるのが効率的です。予定がずれてしまったり、疲れて作れなかった日があっても、3日分なら食材も傷めず、そのあとも何とかまわしていけるし、買い物もそのくらいの単位で考えると、無駄な食材を買うのを防げるからです。


    ・掃除は、自分なりにルール化して、ルーティーンにしてしまうこと、つまり「考えなくても、身体が動く」状態にしておくことが大事です。「さて、掃除を始めよう」と思ったときに、「今日はどの場所から始めよう?」「掃除機だけ? それとも水ぶきもする?」などと、迷ったりすると、それだけで面倒な気分に。「この場所は、こういう掃除方法を毎回する」と決めておけば、習慣化させやすいし、「それがワンセット終わるまでが、ひと仕事」と、目標点がはっきりします。

    自分のキッチンを象徴するようなひとつのアイテムを見つけて、新しく選ぶ道具が、その隣に並んでしっくりくるかどうかということを、ひとつの基準にしてみるのも手だと思います。最愛のアイテムと寄り添えるようだったら、その子は仲間に入れても大丈夫。そのあたりの感覚は少し、洋服選びと似ているかもしれません。


B 自分の中での気付き:
  1. この本を通して自分の生活を振り返ると?
    家事全般について、暗黙的に決めていることは多い。今は仕事がそこまで忙しくないという事情や、子供もいないという事情から、かなり時間が自由に使えているという状態だと感じる。その状態でなくなった時のために、「最悪これはやりきろう」「これはこの頻度でいいや」というものを明確に決めておく必要はあるかと感じた。
 
 
C 気づいた結果として起こそうと思う行動:
  1. この内容を使える場面は?
    特に料理について参考にしたいと感じた。今は忙しい日は惣菜を買って帰るというのをやってみているけれど、自分の希望としてはそういうときでも家で作ったものを食べていたいという気持ちがある。
    これは育った環境からなのかもしれないけど、節約にもなるだろうし、下ごしらえまでをやっておくという方法を導入して、なるべく自炊で平日を過ごせるようにしたい。